[「旬」がまるごと23 かぶ] 発売。
年越しをはさんで、2つの在来野菜を取材。そのうちの一つが本日、本屋さんに並んだ。予告いたしておった、『「旬」がまるごとマザーフードマガジン』by ポプラ社。その23号、一冊まるまる、かぶばっか。拙宅にも筆者献本が届いております。編集長、ありがとうございます、たいへんお疲れさまでした。
巻頭のフードグラビア、庄内で在来野菜を撮り続ける東海林晴哉さんの、焼畑シューティング。力強く、灼熱や焼け跡のにおいまでただよってきそう。
かぶ図鑑、和洋の基本レシピ、「かぶ農家の一日」、老舗の漬物、「〝かぶ違いですが〟HONDAスーパーカブ最強伝説」……それって(笑)。とにかく蕪、かぶ、カブにまつわる古今東西津々浦々の話題が、真顔と茶目っ気が同居する切り口の数々で網羅されておるです。
kawa-usso、庄内は鶴岡市での在来かぶと生産者を、食べて応援する取り組みをみっちり一日、観て、聞いて、味わってきた。山形大学農学部の在来野菜研究者・江頭宏昌准教授、イル・ケッチァーノの奥田政行シェフ、そして朴訥で真摯な行政マン(市役所職員)蛸井弘さんらが、中心となって地道に続けている、「消費するだけではない」存続のための支援。
アル・ケ&イル・ケの華やかな一面が目につきやすい庄内の食をめぐる活動は、こうした地味な活動こそ拍手を贈られるべき。それでもなお、高齢化や離農、単純化する流通、食べ手のリテラシーといった課題は、なかなか簡単にはくつがえしがたい、手強い相手である。
3人は、「急がなくてはならない。地道に続けなければならない」と言っていた。
巻頭のフードグラビア、庄内で在来野菜を撮り続ける東海林晴哉さんの、焼畑シューティング。力強く、灼熱や焼け跡のにおいまでただよってきそう。
かぶ図鑑、和洋の基本レシピ、「かぶ農家の一日」、老舗の漬物、「〝かぶ違いですが〟HONDAスーパーカブ最強伝説」……それって(笑)。とにかく蕪、かぶ、カブにまつわる古今東西津々浦々の話題が、真顔と茶目っ気が同居する切り口の数々で網羅されておるです。
kawa-usso、庄内は鶴岡市での在来かぶと生産者を、食べて応援する取り組みをみっちり一日、観て、聞いて、味わってきた。山形大学農学部の在来野菜研究者・江頭宏昌准教授、イル・ケッチァーノの奥田政行シェフ、そして朴訥で真摯な行政マン(市役所職員)蛸井弘さんらが、中心となって地道に続けている、「消費するだけではない」存続のための支援。
アル・ケ&イル・ケの華やかな一面が目につきやすい庄内の食をめぐる活動は、こうした地味な活動こそ拍手を贈られるべき。それでもなお、高齢化や離農、単純化する流通、食べ手のリテラシーといった課題は、なかなか簡単にはくつがえしがたい、手強い相手である。
3人は、「急がなくてはならない。地道に続けなければならない」と言っていた。
by kawa-usso
| 2011-01-20 14:15
| 本の話題と掲載誌。