ひとりdrink 4 Tohoku、義捐金。
醸造設備が大きな被害を受け、品薄の[春陽 墨廼江](しゅんよう すみのえ)。やっと仙台の酒屋で見つけたあるよ。[日高見]の平孝酒造と並ぶ、石巻の旨酒である。純米である。本醸造をスタンダードとするわたくしにしては、少々フンパツであった。
東北の酒で、食材で、飲もうぜ。
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義捐金の支給が滞っているらしい。り災証明書が必要(発行する役所や職員も被災)、現金ではなく口座振込み(通帳も印鑑も身分証明書も流失した人多数)、配分がいまだ決まらない、などなどの事情らしい。なんとかパパっとならんのか。
そんなにデカイ財布じゃなくて、小さな有志による、使い道のはっきりしている財布に一金を託す手もあることを、覚えといてください。そんな一つをご紹介します。いわての郷土芸能と暮らしのミニコミ誌、[とりら]が募っている応援募金。毎年5月26日に盛岡市は桜山神社で奉納される、石鳩岡神楽の講演が中止になったので、その花代を取り急ぎは寄進申し上げました。ほんにちょびっとでごめんなさい。ひと儲けしたら(永劫来るのか?)一層のご協力申し上げたく。
郵便振替用紙に明記すべき「岩手三陸沿岸の民俗芸能応援募金」を、加入者名(本来は、ふるさと岩手の芸能とくらし研究会)に書いちゃった。でも受け付けられたから、きっと届くよね?
詳しくは右に、[blogとりら]より。
とりら 岩手三陸沿岸の民俗芸能応援募金
●趣意
岩手の三陸沿岸には、巡行の形態を持つ神楽を始め、虎舞、鹿踊り、念仏剣舞など多様で特色ある民俗芸能が分布しています。数にして260~280もの団体が、地域社会の絆と信仰を支え、ある部分では経済的地域循環の一部となる役割を担ってきました。
3.11東日本大震災により、沿岸の市町村は計り知れない大きなダメージを受けています。生活基盤の立て直しもなかなか進まない今、芸能者の皆さんは「芸能どころではない」という気持ちと「自分にはふるさとを元気にする役割がある」という自尊心の間で揺れています。
このような状況の中、私たち「ふるさと岩手の芸能とくらし研究会」は、ささやかな取り組みとして、岩手三陸沿岸の芸能をお見舞しながら、現況や当事者の気持ちを聞き取り、要望に応じて可能な範囲で楽器・装束などの整備を応援します。
またそこで得た情報を公開し、民俗芸能を援助する機関や他の募金等へつなげて行くお手伝いをします。
調査報告として2012年に「別冊とりら 震災関連特集号」を作ります。芸能だけに限定せず、生業、祭り、年中行事などを含めた地域の暮らしの変化を拾ってまとめたいと考えています。
●募金の使用内容
<1>個々の団体へお見舞いとして、暫定的に1万円程度をお渡しする。
<2>楽器・装束の購入費用にあてる。
<3>「別冊とりら 東日本大震災 岩手のくらしと芸能(仮題)」を発行し、関係団体等へ無料配布しながら一部販売する。(2012年 発行予定・部数未定)
※公演は使用目的としない。
●経過報告と収支報告
・順次ブログとりらで経過報告をする。
・6月9月12月3月各末日〆でブログ上で報告する。
●募金の募集期間
2012年3月末日。状況に応じて延長する場合がある。
●募金方法
<1>手渡し
<2>郵便振替
郵便振替用紙に「岩手三陸沿岸の民俗芸能応援募金」と明記して下さい。
希望者には用紙をお送りします。
口座番号02240-4-69271
加入者名 ふるさと岩手の芸能とくらし研究会
※振り込み手数料のご負担をお願いします。
【問い合わせ&振替用紙請求先】
○ふるさと岩手の芸能とくらし研究会(代表 吉田隆一)
事務局 TEL&FAX.019-662-4513 (飯坂真紀)
e-mail toriratorira@yahoo.co.jp
by kawa-usso
| 2011-06-02 19:37
| 震災を越えて。