カメムシ防除。
発売中の季刊[住む。]夏号の拙稿、[畑からの便り]には、田んぼのカメムシ被害について書いた。
・岩手県などで起きたミツバチの大量死が、水田のカメムシ殺虫剤によると見られる。
・農薬を使わずにカメムシを防ぐ方法もある(が、効果は確約できない)。
・カメムシ害米(黒い斑点がつく)は米の等級検査で二等米以下の評価を受け、価格が下がる。
・が、斑点米粒は最新の選別機ではじかれ、一等米となんら変わりなく売られる。
・消費者にも生産者にも利のない等級制度を改めれば、農家みんなで薬剤を一種類、米と水田環境から減らし、かつ農薬代も浮く。
といった趣旨のことを書いた。詳しくは読んでね。他にも充実してますから。
で、今年もカメムシの多発期。迷って悩んで、今年は薬に頼った。理由は、春先の選薬ミスに起因する。対いもち病の成分が入っていない薬剤を使ったため、ほぼ毎日、田んぼの畦道をぐるぐる見回っている。病変は早期に見つけなければならない。それは畦道に伸びる雑草で繁殖しているカメムシを、水田の中に追いやっているようなものなのだ。
平野どまんなかである拙宅の管内で、養蜂家は聞いたことがない。それで安心して使う訳ではない。野にもミツバチやハナアブははいるし、農薬すべからく、使わないで済めばいいに決まっている。しかし、いもち病をいま以上広げたら、まともな収穫は期待できない。せめて、高価ではあるがハチへの影響が確認されていない登録農薬を選ぶ(商標名ダントツに切り替えた岩手で起きた大量死、切り替えていない秋田では起きずと『現代農業』にあった。ダントツはずっと安価な薬剤なのだ)。
・スタークル粉剤DL・・・3kg/10アール(vsカメムシ)
・ブラシン粉剤・・・3kg/10アールを、さらに[ひとめぼれ]20アール。
病気の何よりのストッパーは、乾いた晴天である。週間天気予報は、久々に晴れマークが続く。しかも、太平洋高気圧ではなく、からりと爽快な大陸の空気。カカシちゃんもよろしく。
・岩手県などで起きたミツバチの大量死が、水田のカメムシ殺虫剤によると見られる。
・農薬を使わずにカメムシを防ぐ方法もある(が、効果は確約できない)。
・カメムシ害米(黒い斑点がつく)は米の等級検査で二等米以下の評価を受け、価格が下がる。
・が、斑点米粒は最新の選別機ではじかれ、一等米となんら変わりなく売られる。
・消費者にも生産者にも利のない等級制度を改めれば、農家みんなで薬剤を一種類、米と水田環境から減らし、かつ農薬代も浮く。
といった趣旨のことを書いた。詳しくは読んでね。他にも充実してますから。
で、今年もカメムシの多発期。迷って悩んで、今年は薬に頼った。理由は、春先の選薬ミスに起因する。対いもち病の成分が入っていない薬剤を使ったため、ほぼ毎日、田んぼの畦道をぐるぐる見回っている。病変は早期に見つけなければならない。それは畦道に伸びる雑草で繁殖しているカメムシを、水田の中に追いやっているようなものなのだ。
平野どまんなかである拙宅の管内で、養蜂家は聞いたことがない。それで安心して使う訳ではない。野にもミツバチやハナアブははいるし、農薬すべからく、使わないで済めばいいに決まっている。しかし、いもち病をいま以上広げたら、まともな収穫は期待できない。せめて、高価ではあるがハチへの影響が確認されていない登録農薬を選ぶ(商標名ダントツに切り替えた岩手で起きた大量死、切り替えていない秋田では起きずと『現代農業』にあった。ダントツはずっと安価な薬剤なのだ)。
・スタークル粉剤DL・・・3kg/10アール(vsカメムシ)
・ブラシン粉剤・・・3kg/10アールを、さらに[ひとめぼれ]20アール。
病気の何よりのストッパーは、乾いた晴天である。週間天気予報は、久々に晴れマークが続く。しかも、太平洋高気圧ではなく、からりと爽快な大陸の空気。カカシちゃんもよろしく。
by kawa-usso
| 2009-08-14 12:02
| いま田んぼでは09。